福岡伸一氏講演会「フェルメールと生命論」

開催概要

会場

はまぎんホール ヴィアマーレ(横浜市西区)
http://www.yokohama-viamare.or.jp/access.html

開催日時

12月23日(日)
13時~14時30分 → 開催時間に誤りがあったため修正しました。
正しい開催時間は、14時~15時30分です。

応募資格

神奈川県在住であれば、どなたでも応募していただけます。

募集人数

500名

応募締切

2018年12月6日(木)

当否通知

2018年12月10日((月)予定

講師紹介

福岡伸一(ふくおか しんいち)

福岡伸一(ふくおか しんいち)
撮影:阿部雄介

福岡伸一(ふくおか しんいち)
生物学者。1959年東京生まれ。京都大学卒。米国ハーバード大学医学部博士研究員、京都大学助教授などを経て青山学院大学教授・米国ロックフェラー大学客員教授。
サントリー学芸賞を受賞し、80万部を超えるベストセラーとなった『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)、『動的平衡』(木楽舎)など、“生命とは何か”を動的平衡論から問い直した著作を数多く発表。ほかに『世界は分けてもわからない』(講談社現代新書)、『できそこないの男たち』(光文社新書)、『生命の逆襲』(朝日新聞出版)、『せいめいのはなし』(新潮社)、『変わらないために変わり続ける』(文藝春秋)、『福岡ハカセの本棚』(メディアファクトリー)など。対談集に『動的平衡ダイアローグ』(木楽舎)『センス・オブ・ワンダーを探して』(だいわ文庫)、翻訳に『ドリトル先生航海記』(新潮社)『生命に部分はない』(講談社現代新書)などがある。近刊に『新版 動的平衡』(小学館新書)、『福岡伸一、西田哲学を読む―生命をめぐる思索の旅 動的平衡と絶対矛盾的自己同一』(明石書店)。6年ぶりのシリーズ最新刊『動的平衡3』(木楽舎)を2017年12月に刊行。
また、大のフェルメール好きとしても知られ、世界中に散らばるフェルメールの全作品を巡った旅の紀行『フェルメール 光の王国』(木楽舎)、朽木ゆり子氏との共著『深読みフェルメール』(朝日新書)を上梓。最新のデジタル印刷技術によってリ・ クリエイト(再創造)したフェルメール全作品を展示する「フェルメール・センター銀座」の監修および、館長もつとめた。
2015年11月からは、読書のあり方を問い直す「福岡伸一の知恵の学校」をスタートさせ、校長をつとめている。

演題「フェルメールと生命論」

画家のフェルメールや、顕微鏡の父・レーウェンフックが生きた17世紀は、科学も、芸術も、哲学もまだ未分化で、同じ夢を見ていた時代。デカルトもパスカルも同時代の人物。その後、私たちは豊かさを求めデカルト的な思考をより先鋭化し、レーウェンフックの「世界を分けて記述する方法」をより加速し、それが「文明」の進むべき道だと考えた。その果てに私たちの「今」がある。
 現在、私たちの周りには生命操作を巡る様々な議論がある。遺伝子組み換え、クローン技術、iPS細胞、臓器移植……。これらを可能とする先端技術の通奏低音には、「生命とはミクロな部品が集まってできたプラモデルである」という見方、すなわち機械論的生命観がある。
 ルドルフ・シェーンハイマーは、生命が「動的な平衡状態」にあることを最初に示した科学者だった。私たちが食べたものの分子は、身体を構成する分子と絶え間なく 交換されつづけている。つまり生命とはプラモデルのような静的なパーツからなりたっている分子機械ではなく、パーツ自体のダイナミックな流れの中に成り立っている効果そのものなのである。
フェルメールとレーウェンフックにまつわる大胆な仮説を入り口に、17世紀という科学と芸術の分岐点に今一度立ち返り、損なわれたものを回復するための契機を探っていく。

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